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足場の積算方法|初心者でもできる簡単見積もりのコツ

事前の足場の積算は重要
事前の足場の積算は重要

はじめに|この記事でわかること

こんにちは!建設現場での「足場の見積もり」って、慣れないうちはすごく難しく感じますよね。でも、安心してください。この記事では、初心者の方でもすぐに使える「足場の積算方法」を、できるだけわかりやすく・やさしく解説していきます。

積算ってなに?」という方も大丈夫!
計算式なんて無理…」という方も、すぐに使える具体例をご紹介します。

経験者の方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 


足場の積算ってなに?初心者でも大丈夫!

「積算」というと難しそうに聞こえますが、実は簡単にいうと「この工事にいくらかかるか?」を出すための計算です。

足場の場合は、以下の3つがポイントです:

どれくらいの面積に足場を立てるのか(架け面積)
どんな種類の足場か(くさび式・枠組・単管など)
使う資材や人件費はいくらぐらいか(単価と数量)

ちゃんと法律や基準に沿って計算しないと、後からトラブルになることもあるので要注意です。

参考:公共建築数量積算基準(国交省)
関係法令:労働安全衛生法建設業法 など

 

足場の積算には3つのポイントが重要
足場の積算には3つのポイントが重要

 


架け面積の出し方|まずはここから!

足場の見積もりでまず最初にやること。それが「架け面積の計算」です。

「建物の周りにどれくらいの足場を立てるか?」を見える化するために、次の計算式を使います。

覚えておきたい計算式:

 

(外周の長さ + 4m) ×(建物の高さ + 0.5m)= 架け面積(㎡)

「+4m」「+0.5m」は、安全上の余裕を見込んだ値です。

たとえば・・・

外周:32m、高さ:7m の場合
→(32+4)×(7+0.5)= 270㎡ となります。

これが積算の出発点です!

 

 

必要な部材と単価の目安

 

架け面積が出せたら、次は「使う資材がどれくらい必要か?」を考えます。これも心配いりません!ざっくりの目安をご紹介します。

 

部材名1㎡あたりの目安単価の目安270㎡の場合の概算
鉛直材(支柱)約1.1本200円/本約59,400円
水平材(手すり)約1.2本150円/本約48,600円
ジャッキベース約0.25個300円/個約20,250円

 この時点での材料費合計は、おおよそ12〜14万円前後です!

もちろん現場条件や地域で変わりますが、参考にはなると思います

 

 

見積書でミスしやすいポイントとチェックリスト

 

せっかく見積もりを作っても、間違いがあったら大変ですよね。特に初心者が陥りやすいのがこの3つ:

 

1,架け面積を小さく見積もってしまう
2,コーナー部の部材が足りなくなる
3,見積書に記載漏れがある

 チェックリストを活用する

以下の点はチェックリストに入れてください!

☐ 架け面積は補正値も含めて正確?
単価は最新のもの?(仮設工業会の単価表参照
労務費・搬入費・解体費も含まれている?
法令に沿った補強や壁つなぎも忘れていない?

この記事を見ながら、ぜひ一緒に確認してみてください。

 

足場の見積もりはチェックリストを活用する
足場の見積もりはチェックリストを活用する

 


初心者でも使える!おすすめ積算ツール3選

 

「自分で計算なんて無理…」という方は、便利なツールを使ってみましょう!

ツール名特長無料体験
ASIBA+見積もりから発注書まで一括作成あり
足場JAPAN部材の拾い出しが簡単あり
CWARKS連携CADCADと連動して図面から積算有料プラン中心

 どれも初心者でも使いやすく、最初の一歩にピッタリです!

 

足場の種類と補強基準【最新法令対応】

 

足場の種類によって、安全基準や補強方法が違います。間違えると大事故にもつながるので、基本を押さえておきましょう。

足場の種類高さ制限補強の必要条件
くさび式足場〜45m5mごとに壁つなぎ必須(労安則)
単管足場〜10m水平材と筋交いで補強
枠組足場45m超も可能地耐力や荷重を計算して設計

労働安全衛生規則 第564条・第567条 も要確認!

 

 


足場工事業者が知るべきSEO・集客対策のポイント

 

足場工事の仕事を広げたい方にとって、集客もとても大事です。以下のような工夫をすると、検索されやすくなり、広告収益も上がります。

 

 対策ポイント:

  1. タイトルや見出しに「足場 積算 単価」「足場 見積もり」などのキーワードを
  2. Pinterestに画像や図表をシェア(画像検索対策)
  3. YouTubeで積算手順を動画化(Google Discover表示対策)
  4. 記事中に積算ツールやテンプレートを紹介(高CPM広告を狙える)

 


まとめ|足場の積算は怖くない!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

「積算」と聞くと難しく感じますが、基本の考え方と手順を知っていれば、誰でもできるようになります。

架け面積を正しく出す
単価と数量を掛け合わせる
見積書はテンプレート+チェックリストでミス防止
必要に応じてツールも使ってOK

この記事が「現場で使える知識」になればうれしいです!


引用・参考サイト

この記事を書いた人

ISHIDA DESIGN OFFICE 代表 I.D.O 足場組立等作業主任者/仮設設計技術者

仮設計算歴30年以上。建設現場での足場設計・点検・安全管理業務に従事。
現在は仮設設計と安全な工事にアドバイスをしている

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