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導入を先に言います。
足場の「カタログURL」を1ページにまとめておくと、見積・施工計画・是正が一気にラクになります。私は実案件で「メーカー資料の提示」ができず、元請けに一度だけ嫌な顔をされたことがあって…それ以来、現場用に“リンク集”を作るのが習慣です。
✅【無料DL】現場でそのまま使える 「足場チェックPDF(提出・是正メモ付き)」 を記事冒頭に置いておきます。
※あなたのサイトの無料DL導線(MailerLite等)に差し替えて使ってください。
前提と用語(ここだけ押さえれば迷いません)
この章の要点:カタログは“宣伝”ではなく、現場の説明責任の道具です。
もう一つ:混用(互換)判断は、必ず元請協議+メーカー仕様優先が基本です。
- クサビ緊結式足場(くさび式):支柱のポケットに手すり・布材を差してクサビで緊結する方式
- 次世代足場:手すり先行、階高の確保など安全性・作業性を高めた規格群
- YMYL注意:この記事は「資料の探し方・読み方」を扱います。実施工の判断は、有資格者の監督下+施工計画・元請協議前提でお願いします。
クサビ足場カタログ一覧(全国標準メーカー)
この章の要点:全国標準メーカーは、現場で遭遇率が高い順に押さえるのがコスパ最強です。
もう一つ:同じメーカー内でも複数シリーズがあるので、現場の仕様に合わせて拾いに行きます。
1、 全国標準メーカー(掲載必須)
表の「公式ページ」は、公式の公開ページ または 公式PDFに絞っています(現場で出しても説明しやすいので)。
免責・著作権について
本記事は、足場の検討・資料探索を効率化するために、各メーカーの公式公開ページを整理したリンク集です。
掲載しているカタログ・資料の著作権は各権利者に帰属します。内容の適用判断は現場条件により異なるため、最終判断は施工計画・元請協議のうえ、有資格者の監督下で行ってください。
※本記事は法令解釈や適法性の保証を目的とするものではありません。
※公式ドメイン(メーカー公式)以外の情報源は「参考」枠として分離し、公式扱いしません。
メーカー一覧表
| メーカー | 主なシステム | カタログ入手 | CADの傾向 | 現場メモ(私の実感) |
| 信和株式会社 | キャッチャー / SPS | 公式DLページ(PDF等) (信和株式会社) | DXF中心 | 戸建〜中層で遭遇多め。私は「部材名称の齟齬」をここで潰しました。 |
| 株式会社三共 | セブン足場 | カタログDL(株式会社三共) | DXF/PDF | 施工資料もまとまっていて、現場説明が早いです。 |
| 株式会社タカミヤ | Iq System | 公式PDF(一般公開) (製品・サービスサイト | 株式会社タカミヤ – TAKAMIYA) | JWW/DXFは会員側が多い | 「次世代足場」の説明で助かった回数が多い。 |
| 株式会社ダイサン | ビケ足場 | カタログDLフォーム (ダイサン) | JWW/DXF | “現場の写真付き”で説明しやすい。私はKY資料づくりにも流用します。 |
| 平和技研株式会社 | ヘイワビルダー等 | 製品ページ/カタログ | JWW/DXF | 部材バリエーションが現場に刺さる。拾い漏れが地獄…。 |
| アルインコ(オクト事業部) | オクト足場ほか | カタログPDF/WEBカタログ (アルインコ株式会社) | JWW/DXF | WEBカタログが見やすい。現場でスマホ閲覧しやすいのが強い。 |
| 光洋機械産業(KYC) | モノシステム | カタログPDF/一覧 (KYC 光洋機械産業株式会社) | PDF/DXF/DWG | 寸法図・シリーズ資料が揃っていて、監督の“根拠”に使いやすい。 |
| KRH株式会社 | ダーウィン等(次世代) | 製品情報(公式) (KRH|次世代足場のパイオニア ) | CADは案件/営業対応が多い | 「次世代足場=KRH」で検索する人が多い。記事から外すと不自然です。 |

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2、 準メーカー・OEM・リース系(注釈付き掲載が適切)
この章の要点:メーカーじゃないけど現場に出てくる 枠を作ると、記事の信頼が上がります。
もう一つ:ここを丁寧に書くと、E-E-A-Tが一段上がります(現場のリアルだから)。
| 会社名 | 位置づけ | カタログ/情報 | 扱い方(おすすめ) |
| 日建リース工業株式会社 | 巨大リース | カタログ案内ページ | 「メーカーではない」 |
| 中村機材株式会社 | 供給・加工寄り | ※足場カタログ) | “現場で見かける名称”として注記。同名企業が複数ある前提で書く。 |
地域流通・互換部材メーカー
この章は、「メーカーではないが、現場で実際に出てくる」資材を整理するための補足です。
地域流通品や互換部材は、
カタログや図面に名前が出てくることも多く、
現場監督として無視できない存在です。
ここを外さずに書いておくと、
「実際の現場を分かっている記事だな」と感じてもらいやすくなります。
一方で、互換・混用について断定的な表現をすると、
YMYL(安全・法令)観点ではリスクが高くなります。
そのため本記事では、
「使える/使えない」を言い切るのではなく、
確認すべきポイントと判断手順を整理する形にしています。
必ずメーカー仕様を優先し、
必要に応じて元請・監理者と協議したうえで判断してください。
| 会社名 | 特徴 | カタログ/情報 | 注意点 |
| アサヒ産業株式会社 | 次世代足場・先行手すり系 | カタログDL | 同名企業が複数あり得る。事業所/取扱製品で対応差が出る。 |
| 拓新産業株式会社 | 互換部材寄り | 足場カタログDL | 互換は“規格・承認・適合”確認が必須。 |

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カタログを“見積・点検・是正”に直結させる使い方
この章の要点:カタログは“読む”より“現場で使う形に切る”のが勝ちです。
もう一つ:私は毎回、必要ページだけ抜いて「提出用PDF」にします。これで揉め事が減りました。
- 見積:数量拾いの「基準ページ」を固定する
- 例:踏板幅、階段仕様、手すり先行の標準構成
- 施工条件で変わるところは、変わると先に書く(反論の先回り)
- 施工計画:現場が迷うのは「例外部」
- コーナー、出隅、開口部、朝顔、階段取り合い
- 私の経験上、ここが“もやもやゾーン”。先にページを共有すると静かになります。
- 点検・是正:指摘は「条文」より「資料+写真」が通る
- 現場はスピード勝負。
- メーカー資料の該当ページ+現場写真で説明すると通りやすい。
現場で使用できるチェックリスト
現場で「確認漏れ」を減らすために、 私が実際の案件で使っている形に寄せた
無料PDF:クサビ式足場 組立チェックリスト(2025年度版) を用意しています。
「朝の5分点検」「是正→再開の流れ」 「写真・署名欄」まで含めた、現場用1枚です。
※営業メールは送りません。PDF送付のためだけに使用します(解除OK)

互換・混用の落とし穴
この章の要点:互換は“できる/できない”より「確認手順」を書くと安全です。
もう一つ:断定の連射は避けて、現場差がある 前提でまとめます。
- 書いておくと強い一文:
「混用はメーカー仕様を優先し、必要に応じて元請・監理者と協議のうえ判断します。」
- 監督が見たいのはここ
認定/承認の扱い、適合可否の根拠、代替時の注意書き
仕事を効率的に

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カタログを見ながら図面や数量を確認していると、
「文字が細かい」「拡大すると全体が把握できない」
と感じることはありませんか。
私も以前はノートパソコンの画面だけで、
メーカーのカタログPDF、図面、数量表を行き来していました。
拡大・縮小を繰り返すうちに、
いつの間にか「確認そのもの」に時間を取られている状態でした。
特に、部材寸法や手すり先行の構成、
注意書きの脚注といった“見落としたくない情報”は、
画面が狭いほど確認が雑になりがちです。
そこで作業環境を見直し、
カタログを一覧で見渡せる広さを確保するようにしました。
画面を広く使えるようにすると、
カタログの見開き、図面、数量表を同時に表示したまま確認できます。
その結果、ページを切り替えながら確認する作業が減り、
判断そのものに集中できるようになりました。
例えば、27インチの4Kモニターであれば、
USB Type-Cでノートパソコンと1本接続できるため、
現場と事務所を行き来する作業でも手間が増えません。
重要なのは性能の高さではなく、
「カタログを正確に、楽に確認できる環境が整う」ことです。
この記事で紹介しているカタログURLの整理や確認フローも、
画面が広く、文字や図が鮮明であるほど効果を発揮します。
もし
「カタログ確認が地味に疲れる」
「細かい部分の見落としが不安」
と感じているなら、
作業手順だけでなく“見る環境”を整えることも、
一つの現実的な選択だと思います。
高精細なカタログPDFは「見える化」だけで作業が変わります。 拡大・縮小とページ切替の手間を減らす ために、画面を広く・鮮明にしておくのは効きます。
- カタログの見開き・図面・数量表を同時に見やすく、確認が止まりにくい
- 部材寸法/手すり先行構成/脚注の注意書きなど、見落としやすい箇所を拾いやすい
- USB Type-C 1本接続で、現場⇄事務所でも配線が増えにくい
- 27インチ4Kは「拡大して読める」ではなく「拡大せず読める」が強み
私はカタログ確認で疲れる原因の多くが、知識ではなく画面の狭さだと感じました。 高性能だからではなく、正確に・楽に確認できる環境 を整えるための一例として置いています。

※本リンクはアマゾンアソシエイトを利用しています。/文面・構成:ISHIDA DESIGN OFFICE 作成
ダウンロード/ツール
【是正・指摘・確認漏れを防ぐ】
クサビ式足場 現場チェックリスト(実務用PDF)
クサビ式足場の現場で起きやすい 「見落とし」「確認不足」「是正指摘」を防ぐための
現場実務向けチェックリストです。
現場確認・社内チェック・元請説明など、
そのまま現場で使える内容に整理しています。
- PDF①:組立・設置チェックリスト(2025年版)
- PDF②:規格・寸法チェック表(2025年版)
無料PDFチェックリストを受け取る メール登録してダウンロードする
※ ボタンを押すとメール登録画面が開きます
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※ メールが届かない場合は迷惑メールフォルダもご確認ください
今すぐ現場で回せるように、
チェック欄つきの無料Excelを用意しています。
迷った時の「抜け」を減らせます。
足場見積を「根拠が残る形」にする
【無料Excel/有料PRO】見積・記録 統合テンプレート
見積金額が合っていても、「なぜこの金額か?」を説明できる形が残っていないと、
監査・元請確認・トラブル対応で一番苦しくなります。
このテンプレートは、条件→計算→確認を一つの流れで残し、
あとから第三者に説明しやすい状態を作るための実務用ツールです。
- 無料Excel(FREE):数量・日数・人員などの条件を整理し、見積の「根拠」を残しやすくする基本テンプレート
- 運用ポイント:PDF保存+作成者/確認者の記録を残すと、説明責任の強度が上がります
- こんな時に有効:元請へ提出前の社内確認/指摘が入った時の再計算
よくある質問
A. 言い切りは避けた方が安全です。現場条件・組み方・構成で変わるので、メーカー仕様+施工計画+元請協議のセットで扱うのが基本です。
A. 現場監督は「手すり先行」「階高」「安全」をキーワードで探しがちです。なのでメーカー名+規格名の検索が起きやすいです(実際に私は指名検索の相談を受けます)。
A. “全部ダメ”ではなく、確認せずに混用するのが危険です。確認観点を記事内の図2のように固定すると事故りにくいです。
まとめ
- クサビ足場のカタログURLは、探す時間がムダになりがち。だからこそ、1ページにまとめる価値があります。
- 全国標準メーカー(信和・三共・タカミヤ・ダイサン・平和技研・アルインコ・KYC・KRH)を押さえれば、現場の8割は困りません。
- 日建リース工業みたいな“案件で出る系”を注釈付きで入れると、記事の信頼が上がります。
- 互換・混用は、結論を断定するより 「確認手順」を固定した方が、安全にもコストにも効きます。
私はこの手の“リンク集”を一度作ってから、
現場で感じていた**「これで本当に大丈夫かな?」という小さな不安**が、少しずつ減っていきました。
資料を出せる、根拠を示せる——それだけで、説明は驚くほど通りやすくなります。
現場監督や設計、積算の仕事は、
派手に評価されることは少ないですが、
事故を防ぎ、トラブルを未然に止めているのは、間違いなく現場で考え続けている人たちです。
この記事でまとめたカタログURLや確認の考え方は、
「完璧になるため」のものではありません。
今日より少しラクに、少し自信を持って判断できるようになるための道具です。
もし今、
・説明が通らずに悩んでいる
・見落としがないか不安を感じている
・それでも現場を良くしようと考え続けている
そんな状況にあるなら、あなたはもう十分、現場と向き合っています。
このページが、
皆さんの現場での判断を支える一枚の資料になり、
安全・コスト・作業のスムーズさにつながることを、心から願っています。
今日も現場で頑張っているあなたへ。
本当にお疲れさまです。

(ISHIDA DESIGN OFFICE 作成)
参考・出典(省庁・規格・メーカー中心)
- 信和:ダウンロードページ (信和株式会社)
- 三共:カタログ/資料DL (株式会社三共)
- タカミヤ:Iq System PDF (製品・サービスサイト | 株式会社タカミヤ – TAKAMIYA)
- ダイサン:カタログDL/総合カタログ (ダイサン)
- 平和技研:製品/カタログPDF (heiwa-giken.co.jp)
- アルインコ(オクト):カタログPDF/WEBカタログ (アルインコ株式会社(ALINCO))
- 光洋機械産業(KYC):カタログ一覧/モノシステム (KYC 光洋機械産業株式会社)
- 日建リース工業:カタログ案内/仮設資材カタログ (nrg.co.jp)
- アサヒ産業:カタログDL (asahi-industry.jp)
※新規記事作成日:2026年01月24日
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👤この記事の執筆者/監修
ISHIDA DESIGN OFFICE
代表 I.D.O(仮設設計技術者/足場組立作業主任者)
• 建設業歴30年以上、仮設設計・点検・講義実績多数・仮設設計技術者
• 厚労省・仮設工業会の最新基準に基づき執筆
仮設設計・CAD作図・構造チェックのご依頼はこちら:
ISHIDA DESIGN OFFICE 公式サイト
